幸せは、作るものより気づくもの、と言います。
物質的なものや人脈など、自分の周りを豊かにすることよりも(それもとっても大事だけど)、
何かに満たされた気持ちそのものや、今既に様々なものに恵まれていることに
気づくことが幸せの本質だということです。
そのためには、感じ取ろうと耳を澄ませることが大切です。
ヨガでも同じことが言えます。
私たちは、ヨガを、自分をよく知り、身体と心を元気にして、
充実した人生を歩むための方法と捉えています。
そのためには、身体と心に起きていることに気づくこと、
言い換えればいまここで起きていることを積極的に感じること、
そして私たちが備え持っているエネルギーの流れを良くし、
生命力を高めていくことがポイントになります。
意識的に丁寧に身体を動かすことで、普段は気づきにくい、
呼吸の様子や身体の左右の違い、隠れた凝りや緊張など、
普段考えているよりも繊細な身体の状態に気づくことができ、
ときには自分自身の新しい面が見えてくることもあります。
また、身体と心は密接に関係しています。身体の状態を
感じ取れるようになることは、心の状態も感じ取れるように
なってくることでもあります。自分の身体的・生理的な特徴を知り、
心の傾向への理解を深めていけば、日常のストレスも減り、
心身共により安定した余裕が生まれます。
さらに、ヨガの体験から生まれるさまざまな気づきが、
ひとりでヨガをしているときだけでなく、
他人とのコミュニケーションや普段の生活のヒントにもなっていくでしょう。
瞬間瞬間、身体と心に起きていることを感じて、生命力を高めるために、
そして様々なものと調和していくために、
私たちは以下のことを大切にしています。
身体をゆるめる
- 緊張やゆがみのない、ゆるんだ身体でいると、
- 体調の微妙な変化や身体の状態を感じやすくなります。
- より繊細に感じ取れると、ヨガの動きによる変化を
- より深く意識的に体験できるようになります。
- また、ゆるめていくこと自体が、健康的な身体へのステップになります。
オープンでいる
- 未知のものや真実に心を開いておくこと。
- 体験することを素直にありのままで受け止めようとする誠実さが、
- 気づきをより深めてくれます。ヨガの練習で自分の身体に対して
- オープンでいられると、あるがままの自分を受け入れることや、
- 人や社会との関わりに誠実でいることに繋がっていきます。
自然の流れに添う
- 意志やコントロールの及ばない自然の流れや、
- 人間の中に備わっている自然治癒力や直観などの働きを阻害しないで、
- その力に委ねること。ときにはコントロールを手放して、
- 直感や直観に従うことが、内にある根源的な力を目覚めさせます。
調和・統合を目指す
- 私たちが生きていく中で、理想と現実のギャップや、
- 人と考えを異にすることに多々遭遇します。
- ヨガでも、身体ができることと、自分の意志が望むこと
- の間にズレが生じることがあります。
- そのギャップに対して、どちらが良くてどちらが悪いか、
- どちらが正しくてどちらが間違っているか、といった
- 二元論的対立に終始することから抜け出し、
- 自分にも他人にも率直に向き合ってコミュニケーションを図る。
- その姿勢が、調和や統合を生みます。
逆に、身体に緊張や滞りが残っていること、かたくなでいること、
自然の法則や物事の原理原則に逆らってコントロールしようとすること、
これらは、私たちの中に無意識に存在しているブロックです。
このようなブロックをひとつひとつ手放していくことで、
私たちの中に眠る生命力が活性化され、本来のあるがままのいのちが輝きます。
私たちがヨガをお伝えすることで、あなたのいのちがより輝くことになれば嬉しいです。

